ども、自称清掃部長(@seisobucho)です。
みなさんは、ヲタ芸なる一種の芸術的センス溢れるパフォーマンスをご存知だろうか?
普通、知らないと思います。
えぇ、私もつい最近までは知りませんでした。
が、何を隠そう尻隠そう(古いっ!)
これがすごいのなんのって!
私は初見で、感心しすぎて口あんぐりになっちゃいました。
今回は、そんな秀逸なヲタ芸の数々をご紹介したいと思います。
コトリ様presents-オーケストラ-
まずはこちらをご覧ください。
どうでしたか?
すごくない??
何か分からないけど、込み上げてくるものない?
BiSHの清掃員補正が若干あるにしても、初見だった私は大層度肝を抜かれてしまいました。
こういったヲタ芸なるものが存在する事を知らなかったというのも、大きな要因ではあるのですが。
サイリウムを持ち、足は肩幅以上に開き、主に上半身を駆使して縦に横に円を描いたり、闇夜に光るサイリウムを曲に合わせて縦横無尽に打つ様は、芸術的かつ幻想的な光景を映し出すのですよ。
BiSHのライブでは、激しいコールも一種のオタク芸として有名ではあるが、それとはまた対極かつ究極のオタク芸と言ってもいいのではないだろうか?
闇夜に光るその輝きは、「なぜか儚くも切ない、だが、時に逞しく力強い」そんな印象を与えてくれる。
だからこそ、なんとも描写しがたい感動を覚えるんだけど、あなたの目にはどう映りましたか?
そもそもヲタ芸とは・・・?
オタ芸(オタげい)とは、コンサートなどにおいて、ファンが繰り広げる、独特な動きを伴う踊りや掛け声のことである。
文字通りアイドルオタクがコンサート・ライブでアイドルのために捧げる応援の芸(パフォーマンス)である。
今では進化しており、ボカロや邦楽に合わせて、打つようになってきている。
ヲタ芸を楽しむ人たちのことを「打ち師」と言ったりする。
ヲタ芸(ヲタげい)とも記述される。
語源について新語探検では「アイドルオタクの芸」の略としている。
主にアイドルや声優などのイベントで行われている応援方法である。
オタ芸をすることを打つなどと呼ぶ。
出典元:wikipedia
だそうです。
そういえば、昭和の時代は、アイドルには親衛隊というのがいて、特製の法被(はっぴ)やハチマキをして好みのアイドルを応援するという集まりがありました。
その親衛隊も、今でいうコールや、サイリウムは持たないまでも、独特の振り付けで応援する様がありました。
時代は進み親衛隊は姿を変えて、清掃員となり、時に「打ち師」(ヲタ芸する人の意)となり、現代に引き継がれているのですね。
根本には、一生懸命に目標に向かって進んでいる人を、応援する側も一生懸命に応援する。
これをひとつの形にし、芸術的領域まで昇華させたものが、この「打ち師」の行うヲタ芸なんだと思います。
アニメやサブカルチャーが、日本の文化として確立され、海外メディア等でも取り上げられている昨今ですが、事、ヲタ芸については、まだまだ浸透し切れてないような印象です。(自分が知らないだけ?)
そもそも「打ち師」の人が打つ対象は、応援する対象(アイドル)に対してであって、第三者ではないと思えば、これをさらに文化的芸術的観点から普及させるためには、やはり、上記のようにyoutubeやtwitterで拡散していくしかないのかと思います。
もはや素人技ではない【ヲタ芸】
もはや素人なんて言わせねぇよ!
なんて言葉が頭を過ぎって行きました。
芸術的レベルまで進化したヲタ芸って、その筋の人にしっかりプロデュースしてもらえれば、公演とかできるんじゃないのかなぁ?
もしくは、ヲタ芸選手権みたいな競技大会を開催して、日本一を決めてみるとか?
と、思ってたら、ありました・・・。
その名も「九州ヲタ芸甲子園」
別府市を中心に大分県内のオタ芸愛好家らで作る実行委員会が企画し、初めて開催されたそうです。
参加チームは、計6チーム18人なんだとか。
なぜ、「東京」じゃなくて「九州」なのかと!?
なぜ、別府なのに「湯けむり」じゃなく「甲子園」なのかと!?
謎が謎を呼びますが、ヲタクに国境など関係なかとですよ。多分。
ヲタ芸をもう余興だなんて言わせない!
もうすでにBiSHも関係なくなりつつありますが、もうヲタ芸の残響が私の耳に鳴り響いている状況と相成りました。
ということで、次にたどり着いたのがコレ
新郎まで加わって、ここまでヲタ全開の余興ができれば、もう言う事ないですね!
もうある意味うらやましすぎる!!
そして、最後は、ヲタ芸界隈でのエースと言われ、その躍動感溢れる動きと一糸乱れぬそのコンビネーションが見る者を魅了して止まない「北の打ち師達」です。
BiSHのヲタ芸まとめ
ということで、BiSHのヲタ芸から、「北の打ち師達」まで、一気に貪ってしまった。
内容が濃すぎて、まだヲタ芸に免疫のない私には、幾分刺激が強すぎたようで咀嚼し切れていません。
で、ふと思った訳です。
あ、この感覚。
そうだ。
初めてBiSHに出会った時と同じ感覚。
貪るように、目と耳からBiSH以外の情報を遮断し、時間を忘却の彼方へ放り投げた、あの感覚。
忘れまいて、あの時から青春が始まったのだから。
【関連記事】
⇒BiSH-プロミスザスター
⇒BiSH-オーケストラ-
⇒BiSH-星が瞬く夜に-
40過ぎの自称清掃部長のおっさんです。
当初はただの清掃員だったのですが、渡辺さん(WACK代表)のせいですっかりWACK推しになってしまいました(´;ω;`)
この泥沼からは這い出る事も出来なさそうなので、さらに深みにはまってみようと思う、今日この頃です。
同じ環境の方もたくさんいると思いますので、新米清掃員さん・WACKDDの方も気軽にフォローいただけるとうれしいです( ・∀・)ノ