2018年01月2日(火)・3日(水)赤坂BLITZにて、毎年恒例のアイドル甲子園2018が開催されました。
WACK勢の登場は2日目。
しかも、トリから4組全てがWACK!
EMPiRE⇒BiS⇒GANGPARADE⇒BiSHという順でのステージとなりました。
アニメ「ブラッククローバーのOP主題としてのタイアップも決まり、アイドル甲子園でのトリでもあり、WACK勢としてもトリを務めるBiSHですが、果たして今年のアイドル甲子園2018は一体どんなパフォーマンスを見せてくれたのでしょうか?
振り返ってみたいと思います。
BiSHのアイドル甲子園2018のセットリストは?
1.BiSH-星が瞬く夜に
2.BiSH-星が瞬く夜に
3.GiANT KILLERS
4.SMACK baby SMACK
5.ろっくんろおるのかみさま
6.FOR HiM
7.プロミスザスター
出だしから、「BiSH-星が瞬く夜に」を2連発。
相変わらずのキラーチューンで攻めてくる感じは、ここまで出てきたアイドル全てを前座にする程の勢いを感じました。
会場の清掃員他オタクの方々も大いに盛り上がっていて、今年のアイドル始めはいいスタートを切れた事だと思います。
ところが・・・
BiSHのパフォーマンスに対する議論
某大手掲示板やツイートなんかでも囁かれていましたが、今年のアイドル甲子園2018のBiSHのパフォーマンスについて、そのクオリティが問題視されているようです。
人気が出て来ると必ずこういった話にはなってきます。
ファンの求める理想像と、演者の成長とにズレが生じてきたりします。
確かに、音を外したり、声がうまく出せていなかったり、パフォーマンスの出来が100点だったかというと、疑問が残る内容だったかもしれません。
モモコグミカンパニーが音を外して照れるシーン、見る人によってはすごくかわいいと思う人もいると思います。
実際、ちょっとはにかんで照れる様は、かわいいの一言です。
が、見ようによっては、プロなのだから音を外しちゃだめだろ、という意見も少なからず出てくるわけです。
また、リンリンのシャウトは、BiSH唯一無二のパフォーマンスで定評もありますが、それ以外の歌割では正直声量が他のメンバーよりも弱くは感じます。
こういった部分において、今回のBiSHのアイドル甲子園2018でのパフォーマンスが残念だと思った人もいたようです。
このような議論が起こる事自体は、BiSHにもっと成長してもらって高みに登り詰めて欲しいと思っての事です。
が、この手の議論になると必ず出て来るのが、
「そんなに嫌なら他界すれば?」
「生歌だから仕方ないよね」
「イヤモニすればいいのに」
等など、脳内プロデューサーを含む、ネガティブ発言をする人達が表れてくるという事です。
そして、これまでにも幾度となく繰り返されて来たのが、「生歌・被せ・イヤモニ論争」です。
ライブでの生歌・被せ・イヤモニ論争について
ご存知の通り、被せをすると、少々音を外しても違和感を感じにくいですし、一番はのどをケアするという意味では、最近のライブ本数重視で物販ありきの商法のアイドル業界では、一定必要だとは思います。
ただ、やはり生歌は、「生」という点において、その魅力は格別です。
何事も「生」はいいものですよね?(謎)
冗談はさておいて、被せがNGかというと個人的には全然OKだと思います。
他のアイドルの事を引き合いに出してきて議論される方もいるようですが、こと、BiSHに限っては、ライブにおけるパフォーマンスの一定のクオリティ確保のために被せが必要なのであれば、それはそれで有効なひとつの手段なのではないでしょうか?
何も、生歌がえらいわけでもなんでもありません。
生歌をやり続けて演者の体力の消耗、ライブクオリティの低下、身体に及ぼす影響、それらを総合的に考慮して、生歌でやるライブと被せでやるライブがあっていいのではないでしょうか。
このあたりは、その時々のライブで使い分けるという判断があってもなんら問題ないと思います。
また、当然演者の歌うスキルにもよると思います。
今回のアイドル甲子園2018でのBiSHのパフォーマンスで言うならば、アイナ・ジ・エンドとセントチヒロ・チッチはやはりさすがでした。
「歌を歌い、パフォーマンスで魅せる」という点においては、やっぱり今をときめくアイドルに間違いありません。
プロだと思います。
では、他の4人はどうだったかというと、アイドルとしてのスキルとしては、アイナ・ジ・エンドやセントチヒロ・チッチには及んでいないと言わざるを得ません。
が、しかし、です。
6人でBiSHなんですよね。
歌がうまいとか、ダンスがうまいとかじゃなくて、6人でBiSHなのです。
この6人の成長を見たいがための清掃員のはずです。
であるならば、不完全な部分も全てひっくるめてBiSHを応援しませんか?
BiSHの6人は、みんなの一番じゃなくて、誰かの一番になるためにアイドルをやってるはずです。
アイナ・ジ・エンドの言う、圧倒的なアイナ・ジ・エンドは、みんなの圧倒的な一番じゃなくて、誰かの一番なんだと解釈しています。
以上、脳内プロデューサー的ひとり言でした。
ちなみに、イヤモニはした方がいいと思います。
当然費用の面で難しい事は分かってはいますが、BiSHの「パフォーマンスの低下を防ぐ」ためのツールとして考えれば、あった方が良いのではないでしょうか。
会場でのコールやミックスの声で、音が取り辛いなんて事もあると思います。
音を外すよりも、音が取れなくて、歌詞がずれるという事については、歌のスキルとは別ですし、未然に防ぐ事が可能という意味ではメリットですしね。
しかし、アイドル甲子園2018終了後の、アイナ・ジ・エンドのツイートが気になります。
アイドル甲子園2018終了後のBiSHメンバーのツイートは?
アイドル甲子園ありがとうございました、まだまだ足りなくて強くなりたいと思う35分間だった、ろっくんろおるのかみさまを初めて披露してやっぱり好きだと思ったこの曲。
— セントチヒロ・チッチ (@Chittiii_BiSH) 2018年1月3日
甲子園ありがとうございました。
— アイナ・ジ・エンド (@aina_BiSH) 2018年1月3日
本日は年明け早々から足を運んでいただいてみんなありがとうございました。🙏🏻🐒🍊 pic.twitter.com/28Ocu8x3XR
— モモコグミカンパニー (@GUMi_BiSH) 2018年1月3日
アイドル甲子園ありがとうございました!新年1発目のライブでした!今年もよろしく🔥
— ハシヤスメ・アツコ (@atsuko84_BiSH) 2018年1月3日
新年一発目ありがとうございました。🐜
アイドル甲子園⚾︎! pic.twitter.com/Ie895529nP— リンリン (@liNGliNG_BiSH) 2018年1月3日
アイドル甲子園有難う御座いました 新年早々こころが元気そうでよかったです 皆さん
— アユニ・D (@AYUNiD_BiSH) 2018年1月3日
アイナ・ジ・エンドのなんとも淡白なコメントが気になります。
アイナ・ジ・エンド自身、満足の行く内容だったのでしょうか?
どちらかというと、やるせない気持ちになったのではないでしょうか?
ライブ終了後から、そのライブパフォーマンスについてのネガティブな声も今回は多かったように感じますし、誰よりもBiSHを愛し、歌とダンスを愛するアイナ・ジ・エンドだからこそ、余計に感じる部分が多かったのだと思います。
今回は残念ながら、アイドルとしてのパフォーマンスが優勝だったかというと、そうではなかったかもしれません。
でもきっと、誰かの一番にはなれたはずです。
個人的には、BiSHに完全なるベストは求めません。
BiSHとしての、完全体になるまでの道程を見ていたいのです。
そう思うと、BiSHはまだまだこれからも我々を魅了してくれるということですので、楽しみが尽きる事はありませんね。
40過ぎの元清掃部長のおっさんです。
BiSH解散後はカイジューバイミーという4人組ロックアイドルグループを推しています。同じ環境の方もたくさんいると思いますので、元清掃員さん・WACKDDの方も気軽にフォローいただけるとうれしいです( ・∀・)ノ