ども、元自称清掃部長(@seisobucho)です。
今日は、チキブロことCHICKEN BLOW THE IDOLのライブを観に下北沢にある「ろくでもない夜」というライブハウスに行ってきました。
これまでも何度か生誕祭等にも参戦させてもらっていたのですが、ひさしぶりのチキブロです。
今日も魂のライブに命全部持って行かれました。
そんな唯一無二のライブですが、まだチキブロに出会えていない人もいるかと思うので、そんな方にも向けてレポートできればと思います。
ちなみに、そんなえらそうなことを言っていますが、まだチキブロライブは両方の手で足るくらいしか参戦できてないんですけどね(´・ω・`)
古参の方はお手柔らかにお願いしますm(__)m
※過去のライブ参戦レポートはこちら↓



CHICKEN BLOW THE IDOL《チキブロ》メンバー

CHICKEN BLOW THE IDOL(チキブロ)
CHICKEN BLOW THE IDOL《チキブロ》X アカウント⇒https://x.com/CHICKEN__IDOL
チキブロのメンバーは3人。
チキブロってどんなアイドルグループなの?って聞かれたら、私はこう言います。
命を削り、魂を削ってライブをするだけではなく、ごまかしなんて一切ない明日のことなんて考えさせないライブをする。
ライブの瞬間を1分1秒どれだけステージとフロアが心臓と心臓を重なり合わせてひとつになれるか。
もし明日世界が滅びるとしても今日のライブをするというに違いない。
そんなアイドルグループです。
風花あっさ
風花あっさX(旧Twitter)⇒https://x.com/CHICKEBLO_ASSA
めがねの似合うチキブロ内でのお姉さん的存在。
生誕祭のタイトルを「完璧主義」とするくらいに完璧主義なんだとか。
一途にチキブロとライブを愛するアイドル。
蕾る子
蕾る子X(旧Twitter)⇒https://x.com/CHICKEBLO_RUKO
毎日noteに言の葉を綴っています。
noteのリンクは⇒https://note.com/rukosan
人前で話すのは苦手。
その分、文字を紡いで想いを伝え、ライブで感情を全力でぶん投げて来ます。
太宰治が女性アイドルに転生して、る子ちゃんになったんじゃないか説が個人的にはあります。
明里みかん
明里みかんX(旧Twitter)⇒https://x.com/CHICKEBLO_MIKAN
いつも元気で笑顔で破顔しているのがとても印象的。
彼女の歌声でチキブロのライブが完成すると言っても過言ではないと思います。
歌が上手いとか下手とかじゃなくて、声を届けることを生業とする人の声。
人の魂に届けるために神様が与えた声なので絶対です。
チキブロとの出会い
自分のチキブロとの出会いはありがちですがYouTubeのおすすめ動画でした。
『一番鶏』という曲のMVです。
それがこちら。
※当時メンバーは4人でしたが、現在もこれからも今後は3名で活動します。
下北沢の駅前からノーカットでライブハウスろくでもない夜までの動画を使って作られたMVです。
初見で涙しました。
その後すぐに新高円寺LOFT Xのライブに行って、
間違いなかった
と、確信しました。
これぞライブアイドルだ、と。
命をステージの上に置くことのできるライブアイドルだと。
その後、あっさちゃんの生誕祭「完璧主義」や、る子ちゃんの生誕祭 「狂詩曲」も参戦させていただきました。
その度に命と心の洗濯をしてもらいました。
地下とか地上とか、とかくアイドルというのは区別細分化されがちですが、チキブロはチキブロでそれ以上でもそれ以下でもない。
あえて言うなら、唯一無二のライブアイドルってことです。
圧巻のライブは唯一無二
で、今日のライブはどうだったのか?
体感3分のライブでした。
これほどまでに魂を削ってぶち壊して再生の物語を紡げるアイドルがかつていただろうか?
『ライブアイドル』とは、きっとチキブロのようなアイドルに違いない。10代の頃に出会ってたら間違いなく人生変わってた。
まだ、遅くないですか?#チキブロ pic.twitter.com/A1wv84puA2
— 元清掃部長 (@seisobucho) May 9, 2025
体感3分のライブでした。
これほどまでに魂を削ってぶち壊して再生の物語を紡げるアイドルがかつていただろうか?
『ライブアイドル』とは、きっとチキブロのようなアイドルに違いない。10代の頃に出会ってたら間違いなく人生変わってた。
まだ、遅くないですか?
今日のライブの感想が↑です。
ろくでもない夜は、チキブロメンバーのXも追いかけていたので存在は知っていたけど今日初めての箱でした。
ここは地下ではなく3Fになります。
バースペースとライブスペースが別になっていて、バースペースにはライブスペースが観られるモニターもあります。
ご存じの方も多いかと思いますが、ろくでもない夜は下北沢の本当に老舗のライブハウスです。
いわゆる‟音楽の聖地”と呼ばれる場所です。
※詳しくはろくでもない夜のHPを⇒https://www.69demonai46.com/story
キャパは公式ではオルスタで120人とのことですが、お世辞にも広いところではありません。
ですが、このサイズ感が本当にちょうどいい。
音を全身で浴びて整うにはちょうどいい。
演者との距離も近く、まさにライブを体感できる。
ろくでもない夜のステージにはバックヤードがありません。
なので、演者はフロア側の入り口から客と同じ導線でステージに上がります。
チキブロも、フロア後方からの登場です。
演者が目の前を通りステージに歩を進める。
まるで戦地へ向かう兵士を見送るかのような錯覚にさえなる。
今日のセトリは↓
02.ロケット鉛筆
03.めくらまし
04.団栗の背比べ
05.時速6km
1曲目は、こころくでもない夜でMV撮影をした『一番鶏』。
あっさちゃんのソロパートからしっとり入り、ユニゾンからのドラムの音圧でボコボコにされます。
チキブロはいわゆる青春ロックアイドルというカテゴリになるかもだけど、文字通りエモいんですよ。
自分のような中年男性で若い頃にロックをこじらせたような人間には、ザックザク刺さってきちゃうはず。
周りはどんどん大人になって社会の一員になっていく。
自分もご多聞に漏れず、結婚もしてマイホームも建てて、いっちょまえに子供も育ててきました。
だけど、
何か満たされないんですよね。
幸せかと聞かれると幸せなんだけど、まだ満たされてなくて。
何をどうしたら満たされるとか分かんないんだけど、チキブロの音楽は、ライブは、そんな自分のパーソナルスペースに土足で殴り込んでくる。
「ちょっとごめんよ~」
てなもんで、目の前を通り過ぎるかと思いきや、魂の置き場まで最短距離で進んで来てこちらの許可も取らずにそれをグイグイ握りつぶしてくる。
それが物凄く痛いんです。
軋むんです。
涙が出るんです。
もはや1曲目でこのあり様ですよ。
2曲目は『ロケット鉛筆』。
一昨年亡くなった父のことを思い出しました。
最後は最高にカッコ悪かったけど、思い出の中のあなたは最高にカッコイイままなので、いつまでもそのままでいてください。
過去は常に美化されるのでこの記憶の在り方が良いのかは分かりませんが、これからも腰抜けヘボピッピなりに生きて行こうと思えました。
『団栗の背比べ』では、みかんちゃんを噛みしめさせていただきました。
イントロからポップでニコニコしちゃうんだけど、オチサビのみかんちゃんがめちゃくちゃカッケーんだってば。
全力で‟僕と君”を大肯定してくれます。
『時速6km』。
この曲のタイトルの意味をちゃんと知らないんだけど、どうやら人の歩く速度が時速6kmだそうです。
歌詞の中で‟先へ先へ先へ”と何度も登場します。
その歌詞の振付けも印象的で、
前へ、45度上へ、そしてさらに上へ
と腕を伸ばして指差します。
もっと先へその歩みは止めないぞ、という強い意志を感じる。
武器も盾もないけど、誰にもまだ知られていない、もしかしたらまだ自分さえも気付いていないかもしれない「一撃」を胸に秘めて先へ進む覚悟を持ち続けること。
いつだって、どんな時だって、この曲は背中を押してくれます。
絶対に諦めない。
いつかその「一撃」を繰り出すその日まで。
そんなことを思ってるうちに、文字通り体感3分のライブはあっという間に終了となりました。
先へ進んでみました
自分は偏りはあるものの比較的アイドルさんのライブには足を運んでる方だと思います。
なんですが、あまり積極的に特典会には参加しません。
単純に恥ずかしいと言いますか、自分のようなおじさんに声をかけられて若い女の子が喜ぶはずもなく。
拙い言葉でライブの感想を伝えられてもだろうし、もっと熱量も高く「俺(わたし)推してます!」くらいのテンションがないとなかなか行けないじゃないですか?
当然、アイドルの特典会がその運営に与える影響みたいなのは分かってるんです。
だけどなかなかその一歩が踏み出せず、過去にはBiSHとカイジューバイミー以外は特典会には参加できておりませんでした。
が、人間は時速6kmで進むこと、歩みを止めずに先へ進むこと、その大切さを改めて教えてもらったので、勇気を振り絞って
る子ちゃんの特典会に行って来ました!!
これほどまでに魂を掴まれ心を揺さぶられるライブがあっただろうか?ライブアイドルを体現しているアイドルはそう多くはないはず。BiSH、カイジューバイミー以来初めて想いを伝えたくてチェキを撮りました。言葉で傷つく事もあるけど救われる事もある。る子ちゃんの言葉はいつも救いを求めてい文字数 pic.twitter.com/ByNp91zhpC
— 元清掃部長 (@seisobucho) May 9, 2025
これほどまでに魂を掴まれ心を揺さぶられるライブがあっただろうか?ライブアイドルを体現しているアイドルはそう多くはないはず。BiSH、カイジューバイミー以来初めて想いを伝えたくてチェキを撮りました。言葉で傷つく事もあるけど救われる事もある。る子ちゃんの言葉はいつも救いを求めてい文字数
特典会のルールもよく分からず(普段あっさちゃんがポストしてたりしてくれてたんだけど、どうせ俺は参加しないから・・・みたいな邪な想いでスルーしててごめんなさい)、これまた勇気を振り絞って物販に並んでいるお兄さんに声をかけさせていただきました。
突然の声掛けに丁寧にお答えいただいたお兄さんありがとうございました🙇
お兄さんのおかげで無事チェキ券をGET。
なんでも今月から?2,000円⇒1,500円になったそうで、お財布にも優しい価格設定に感謝です。
で、チェキ券を握りしめてチェキ列に並ぶ。
正直今日も特典会には参加するつもりはなかったので、何を話そうか?
そんなお前の都合なんて知ったことか。
たまにしか観に来ないのに今日もとか言ってる時点でだめ。
まぁ、こうなるだろうな。
と、頭の中でシミュレーションをしていたら、待ち列がどんどん短くなってついに自分の番に。
とりあえずチェキ券をスタッフさんに渡して「ソロで」といつものような顔をして言いました。
目の前にる子ちゃんが・・・
あぁ、かわいいなぁ。
さっきまでステージの上で、あんなにも髪を振り乱して感情を爆発させていたスーパースターが普通の女の子になっていました。
そのギャップにまた撃ち抜かれるわけですよ。
ソロチェキの撮影も終わり、スタッフさんにどうぞと言われトークタイムスタートです。
結局頭の中は真っ白だったのですが、
それぐらいしか言えなかったし、それ以外はあまり覚えてないんだけど(´;ω;`)ぶわっ
あとは自己紹介だけして、気づいたらお時間終了。
あ~、緊張した。めちゃ緊張した。
当たり前なんだろうけど、ちゃんと目を見てこっちの話にも耳を傾けてくれて。
最後に握手もしていただきました。
なんだか一方的に話ちゃったかもだけど、素敵な時間を過ごさせていただきありがとうございました。
こういう経験をするとやっぱり特典会って良いよなぁとは思うのですが、胸のトゥンクトゥンクが抑えきれないので寿命が縮みそうになっちゃうんですよね。
とはいえ、次のライブではまた特典会に参加したいなと思うので、その際はまたよしなにお願いします。
まだチキブロに出会っていないあなたへ
日本にはアイドルがたくさんいます。
群雄割拠です。
そんな中で自分はチキブロに出会いました。
キラキラかわいい系のアイドルも元気をくれるし大好きです。
でも、チキブロのように生きることを全力で応援してくれるアイドルも大好きです。
チキブロのように、心の臓に突き刺さるライブをするアイドルはそう多くはないと思っています。
あなたの‟生きる”の過去も未来も肯定してくれて、今日までが無駄じゃなくて、これからの未来が意味のあるものだと気付かせてくれます。
まるで人生の処方箋のようなアイドルです。
書き殴りのライブレポですが、このブログがあなたとチキブロとの出会いのきっかけになるとうれしいです。
それではまた、ライブハウスで逢いましょう。
40過ぎの元清掃部長のおっさんです。
BiSH解散後はカイジューバイミーという4人組ロックアイドルグループを推しています。同じ環境の方もたくさんいると思いますので、元清掃員さん・WACKDDの方も気軽にフォローいただけるとうれしいです( ・∀・)ノ