ども、自称清掃部長(@seisobucho)です。
「stairway to me」は、2016年10月5日発売BiSH-3rd Album「KiLLER BiSH」の4曲目に収録されています。
この曲は、もろLed Zeppelinの「stairway to heaven」です(笑)
しかも、歌詞のある本編は3:30で終わるのに、曲全体は6:27もあるんです。
後半はもう松隈ケンタ節炸裂です!
まさにやりたい放題!
昔はこんな曲ばかりだったのに、最近はめっきり減っちゃいましたね。
そんな温故知新の、松隈ケンタ氏渾身の一曲に込められた本当の意味とは!?
BiSH-stairway to me-歌詞
作詞: 松隈ケンタ × JxSxK
作曲: 松隈ケンタ
すぐに行き詰まると
君は呟いていた
今も聞こえてくる
悲しみと情熱と
Why I’m me?
revolution
立ち上がると
僕が呟いた時
generation
乗り越えると
君なら言ってたね
Brand-new world
生きることが辛すぎるから
息もせず 立ち止まってみたよ
出会うことで、つまずくことも
あるんだなって
一人言い聞かせた
revolution
立ち上がると
僕が呟いた時
generation
乗り越えると
君なら言ってたね
Brand-new world
死んだところで何もないのに
粋がって自分に突き立てた
逆の気持ち、先行してて
死にたくないって
一人佇んだ
BiSH-stairway to me-のyoutube動画
BiSH-stairway to me-のオマージュとは?
この曲について、作詞した渡辺淳之介氏と作曲した松隈ケンタ氏が音楽記事のインタビューで以下のように答えています。
淳之介 : 「Stairway to me」がLed Zeppelinです。
松隈 : モロですね(笑)。
淳之介 : せっかくアルバムだから、若い子にこんな曲を作ってもいいんだなって思ってほしくて。「あのギターのソロってどうやって弾くんだろう」とか「あのオルガンかっこいいな」とか、何かカッコいいなって思ってもらえればいい。あのへたくそなオルガンめっちゃいいっすよね。
松隈 : あれヤバいでしょ? 本当はもっと上手かったのをちぎって下手にしたもん(笑)。あとギターソロはうちのスクランブルズの8人でメドレーしてるんです。ちょっと右から弾いた奴のあとに左から弾いた奴がいたりする。
松隈 : よく聴かないとわかんないと思います。あとMr.BIGはドリルにピックをつけて高速で37連符を弾くっていう話を聞いて、ドリルを買って弾いてみたらなかなかいい感じになったんで、途中ドリルソロも入ってます。そういう見えない遊びをいっぱい入れてますね。
引用元:ototoy.jp 渡辺淳之介 × 松隈ケンタインタビューより
インタビューにもある後半の高速37連符は、もう圧巻です。
前半はメローでネガティブな歌詞にも関わらず、後半はロックのサウンドをとことん楽しんでいる。
そんな印象を受けます。
まさに、作り手だけが喜ぶ誰得な楽曲かと思いきや、よく聴くと前半のネガティブな雰囲気から、ドラムとギター、ベースのサウンドが心地よく体の中に入ってきて、内側から先ほどのネガティブな気持ちを外に吐き出してくれる。
なるほど、誰得なんじゃなくて、何やってもいいって事なんだ。
好きにしな!って言ってるんだ!
そう気付いてからもう一度聞き直したら、さっきよりもなんと、スーッと入ってくるではありませんか!
そういう事なんですね。
気付けてよかったです。
ただのやり放題の曲なんじゃなくて、
「自分のやりたいことをやりたいようにやれよ」
という、メッセージなんだと実感しました。
さて、あなたは、この「BiSH-stairway to me-」を聴いてみてどう感じましたか?
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40過ぎの元清掃部長のおっさんです。
BiSH解散後はカイジューバイミーという4人組ロックアイドルグループを推しています。同じ環境の方もたくさんいると思いますので、元清掃員さん・WACKDDの方も気軽にフォローいただけるとうれしいです( ・∀・)ノ